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ジャイロ系総合スレ避難所

172 :バイク屋 ◆edjGZ4MD6Q :2015/08/16(日) 03:39:19.37 発信元:1.72.0.138 0
>>171
ストールはエンストの事で、クリープ現象はアイドリング時に車体が進んでしまう現象、という認識でお話します。

この場合のストールは燃料が薄い場合に起きやすく、
クリープ現象はアイドリングが高すぎるか、クラッチの異常で起きる可能性があります。

伺ったお話の限りでは、現状では確実に何かしら異常が有るのではないかかと思います。

まずストールが起きると言うことは、燃料が薄い(燃料供出不足)可能性や、二次エアーを吸い込んでいる可能性があります。

燃料の供出が落ちるのは、ジェット類の詰まり、ジェットニードルの汚れ、キャブレターフロートの角度の狂い、フロート基部のガソリン吐出口の詰まり、が考えられます。

二次エアーはインシュレーター部分の緩み、ガスケット破断などが考えられます。

また、
リードバルブ(混合気を逆流させない為の弁)の浮き上がも検討材料に入れるべきかもしれません。

また、オイルを変えたり添加剤を入れたことでエンジンの調子が変わったのなら、それらが原因で空燃比、いわゆる燃調(ガソリンと空気の比率)が狂っている可能性が有ります。

とりあえず現状でクリープ現象は起きているのですから、少なくともアイドリングは高めなのではないかと思います。
アイドリング調整ネジが解るようでしたら、まずは調整してみて下さい。

なお、アイドリング調整の際は添加剤が入っている状態ではなく、普通のガソリンのみで行うべきでしょう。
僅かな違いでは有りますが、添加剤による影響も考えられます。

アイドリング調整しても改善されない場合は、キャブレターの分解清掃や、駆動系の部品交換をお勧めします。

エアークリーナーの交換が出来るので有れば、キャブレターまであと少し頑張ればたどり着けます。

また、アクセル開閉が重いようですと、
アクセルワイヤーが固着している可能性が有ります。

アクセルワイヤーが正しくスライドしなくなると、当然アイドリングに悪影響を及ぼします。

キャブレターを部品清掃する際には必ずアクセルワイヤーをはずすことになるので、一緒にアクセルワイヤーも点検しておくと良いでしょう。

キャブレターの頭からワイヤーを抜き、スプリングを外した状態でアクセルをスコスコ動かし、動きがスムーズかを見れば点検できます。

動きが鈍い場合は、ワイヤーのほつれや、下記のジョイントのグリス切れが疑われます。

アクセルワイヤーは、途中のジョイントまでが1本、ジョイントからが2本に分かれ、それぞれキャブレターとオイルポンプに繋がります。

ワイヤーのほつれは、このうちのキャブレター側の末端である、キャブレタートップの部分の曲がっている真鍮パイプ部分で起きることが多いです。

キャブレタートップからワイヤーを抜く際には少し抜きにくい場合が多いので、優しく回転させたり、何度かスライドさせながら抜いて下さい。

アクセルワイヤーのジョイントのグリスアップですが、ジョイント部分は足元のステップ(前側)を外すと出てきます。

大した作業ではないので、このジョイントのグリス切れも一度チェックしてみて下さい。

ギヤオイルの交換は、抜くのは簡単ですが、注入は非常に面倒です。

注入口に差し込める、直径6mm径のホースまたはノズルが付いている、小型のポリタンクを用意するとやりやすいでしょう。

タンク容量は400cc以上の物で有れば一度で交換できます。

情報が少ないので思いつく限りを書き連ねてしまいました。
長くなってすみませんでした。

もしまた何かしら不明点が出ましたら宜しくお願い致します。

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